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【Logic】複問の誤謬の解説
最終更新:2026-01-15
概要
複問の誤謬(ふくもんのごびゅう、Complex Question / Loaded Question)は、ある証明されていない前提を、質問の中に密かに埋め込むことで、相手がどのように答えてもその前提を認めたことになってしまうよう仕向ける誤謬である。
例と不適切な理由
例1:不正の追及
「君は、もうテストでカンニングをするのをやめたのかね?」
- 不適切な理由:この質問には「過去にカンニングをしていた」という前提が埋め込まれている。
- 「はい」と答えれば、過去にやっていたことを認めたことになる。
- 「いいえ」と答えれば、今も続けていることを認めたことになる。
例2:製品開発の議論
「なぜ今回のアップデートで、ユーザーの利便性を損なうような改悪を行ったのですか?」
- 不適切な理由:質問そのものが「今回のアップデート=改悪」という断定に基づいている。この問いにそのまま答えると、アップデートの内容が「改悪」であったことを認める土俵に引きずり込まれる。
対処法
- 前提の拒否:質問に直接答える前に、埋め込まれた前提を特定し、「そもそも、私は~した事実はありません」と指摘する。
- 質問の分解:「その質問には2つのステップがあります。まず、私が~したかどうかを議論すべきです」と分割を要求する。
【Logic】複問の誤謬の解説
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